【夫が10:0の交通事故】自動車保険の事故時の話と事故後に見直した話
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こんにちは。mayu(@mayukakei)です。
2018年の6月末に夫が交通事故に遭いました。
相手の信号無視が原因の事故で、過失割合10:0。
こちらが過失ゼロの被害者となるもらい事故でした。
今回の事故で改めて自動車保険についてたくさん調べました。
この記事では交通事故における自動車保険についてのお話と、事故を経験して自動車保険を見直したことについてお話したいと思います。
自動車保険のを新たに契約する方、見直しを検討している方の参考になれば嬉しいです。
物損事故と人身事故
交通事故に遭い
- 車の破損
- 体に怪我や痛み
が生じた場合、車と乗車していた人への補償はそれぞれ別になります。
今回の事故のケースはこちらの過失ゼロなので全て相手の保険からの補償になります。
車の破損
物損事故となり対物賠償保険から支払われます。
物損については現状復帰が原則らしく「直せるものは直すための金額」が補償額となるということでした。
我が家の場合、
- パンバーの落下
- 大きなへこみ
- フレームのゆがみ
など自走不能であったものの、エンジンの状態から修理可能と判定されました。
しかし、それだけの破損があったため、修理をしても「事故車」の扱いになってしまうということでした。
更に修理見積を依頼したカーディーラーから、修理後に不具合が出る可能性も伝えられました。
それでも保険会社の判定は覆らず、物損に対する補償額は修理見積もり通りの金額となりました。
事故に遭った車は新車で購入して4年目、今年初めての車検を受けたばかりでした。
まだまだ大切に乗るつもりでしたが、不具合の可能性も指摘されたことで安全面からも買い替えをすることにしました。
被害者が買い替えの判断をしたとしても、保険会社の判定のとおり修理するための額しかもらえません。
そのため、その物損事故として支払われた保険金と自己負担で新しい車を購入しました。
「直しても不具合があるかも」という車に乗るのは怖いと思いました…
体の痛み
夫は事故で大きな怪我は負わなかったものの、体に痛みが残りました。
交通事故での怪我や体の痛みが生じた場合、人身事故となり対人賠償責任保険から支払われます。
夫はまだ通院中なので治療が終了した後に保険の支払いを受ける予定です。
事故後に自動車保険を見直しました
交通事故に遭い、加入していた自動車保険の補償が足りなかったことを痛感しました。
新しい車に買い替えることになり、自動車保険も車両入替えでの引き継ぎではなく、一旦解約して新たに別の保険に変えました。
自動車保険の見直しをする際、ネットの自動車保険一括見積もりを利用して検討しました。
なぜ前の保険を引き継がなかったのか
自動車保険は対物・対人賠償責任保険など、主な補償についてはほどんど各社共通ですが、特約についてはあるもの、ないものがあります。
我が家は新たに車を購入したため、車本体に対する保険、車両保険を手厚くしようと考えました。
その車両保険に付随する車両新価特約があり、今回の事故のような過失ゼロの事故に対する特約のあるおとなの自動車保険を選びました。
自動車保険契約時に悩んだ項目
自動車保険を見直すにあたって、契約時に悩んだ項目について説明します。
人身傷害の補償範囲
人身傷害は
- 車内のみ補償
- 車内外ともに補償
に分かれていました。
車内のみ補償
補償範囲を限定することで保険料が割安になります。
万が一事故に遭った場合は、そのとき乗車している人全員が補償されます。
車内外ともに補償
対象の車の乗車中以外も補償されます。
例えば
- 自転車や歩行中の事故
- 他人の車やタクシーに乗車中の事故
なども補償の対象になります。
また、補償される人も本人だけでなく家族全員となります。
我が家は車内外ともに補償を選びました。
子供が自転車に乗ったり、登下校中ほか親の目から離れて歩く機会が増えたため、家族も補償の対象のこちらを選びました。
車両保険
車本体への補償をする車両保険は、つけるかつけないか、また補償範囲の選び方で保険料が大きく変わります。
特に、自損事故や当て逃げへの補償をつけるかつけないかは保険料に大きく影響します。
車両保険の補償範囲
我が家は自損事故・当て逃げを含めたフルカバーのタイプを選びましたが、自宅の立地としてリスクがないので自宅での水災への補償のみ外しました。
車両保険の金額
購入価格の8割程度としました。
購入価格と同額の修理や全損となる事故が起こるリスクと保険料の増加のバランスを検討した結果、この金額設定となりました。
車両新価特約
車両新価特約は新車購入から2年以内の事故で、新車価格相当金額の半額以上の修理となった場合、新車価格相当金額の新車に買い替えることが出来るというものです。
この特約については、設定する保険会社が限られており、我が家が契約する保険会社を選ぶ基準にもなっていたため、もちろんこの特約をつけました。
搭乗者傷害保険
搭乗者傷害保険は、今回の事故のように治療が必要な状態になったとき、治療終了を待たずに素早く一定の一時金の支払いを受けられるものです。
乗車中の人は家族以外でも補償されます。
この保険は事故に遭った車にも付けていて大変助かったので、今回も付けました。
代車費用特約
事故による車の修理などの期間、代車を用意するための特約です。
我が家は2台所有で、万が一の場合は送迎などで対応可能なため、この特約はつけませんでした。
弁護士費用特約
交通事故に遭った車の保険には弁護士費用特約を付けていませんでした。
弁護士費用特約の補償内容も詳しく理解しないまま、
弁護士入れるほど交通事故で揉めないでしょ?
そもそも保険会社が間に入るし~
などと安易に考え特約をセットしませんでした。
今回の事故、それで失敗した~!と思っています...
交通事故で弁護士に依頼するケースの例
まさに今回の我が家ようなのケースです。
車 対 車 の交通事故で破損や怪我などがあった場合、お互いの保険で補償することになります。
過失割合によって変わるので、その示談交渉をお互いの保険会社が代わって行います。
しかし10:0で過失がない場合、自分で入っている保険会社は相手へ補償することがないので間に入ってくれないのです。
この場合に弁護士費用特約を付けていると、弁護士に依頼して相手方保険会社と交渉などをしてもらえるのです。
我が家はこの特約を付けていなかったことで、夫本人が相手方保険会社と逐一やりとりをすることになり大変な時間と手間を取られました。
過失がない被害者なのに...車を失い、メンタルも削がれ...
保険料は上がりますが、この特約はセットするべきだと感じました。
新しい車にはもちろんしっかり付けました!
補償の重複を確認して保険料の節約!
我が家も2台所有ですが、2台以上所有する車がある場合1台にセットしていれば、他の車についても補償される特約があります。
2台以上所有の場合は、補償の重複をチェックすることで自動車保険料を抑えることが出来ますよ。
万が一のためにきちんと検討を
今までは交通事故の危機感にリアリティが持てなかったため、価格重視で補償内容をきちんと理解せずに毎年の更新を続けてきました。
交通事故、遭わないのが一番なのですが、万が一のために自動車保険についてもきちんと考えなければいけないと改めて思いました。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。